これはギャーノット(Gernot)のお話です。彼は脳腫瘍を治療するために放射線治療を受け、その後リハビリを開始しました。リハビリでギャーノットを担当したのはクライン(Dr. Wolfhard Klein)医師で、心臓コヒーレンスとバイオフィードバック療法の専門家した。クライン医師は、患者がストレス及び不安を軽減し、落ち着けるように、呼吸法を教えていました。その呼吸法というのは、
- 5秒間でお腹いっぱいに息を吸う
- その後5秒間で完全に息を吐ききる
- 上記を3−5分間続ける
とてもシンプルなテクニックですが、非常に効果的で、人生の難局と向き合っている何千人もの患者の助けとなってきました。呼吸法はシンプルですが、身に付けるのは容易ではありません。特に、事故、脳卒中、放射線治療等で脳に障害を負った患者にとっては。
そこで、ギャーノットは友人であるマイケルに、呼吸法を学べるアプリの開発を依頼しました。半日後には最初のプロトタイプであるブレス・ボールが誕生しました。それから4ヶ月後の2017年5月23日に、ブレス・ボール バージョン1.0がリリースされました。ギャーノットはすでに回復しており、ブレス・ボールは今も活発に発展・改善されています。
過去数年でユーザーから多くの改善提案をいただきました。ユーザーのフィードバックはブレス・ボールをさらに発展させるために欠かすことができません。もしあなたがブレス・ボールをより良くするために何かアイデアをお持ちでしたら、ぜひ我々にお知らせください。ご連絡をお待ちしております。
マイケル (Michael)