ストレスの起因と対処方法

この2章では、ストレスと不安をどうやって解消するかについて説明します。

この章では、人体の自律神経について、基本を学びます。 ストレスまたは不安を感じている時に身体に何が起こっているのか、簡単に説明します。

自律神経は環境の変化に応じて身体を調整します。自覚がなくても、自律神経は常に働いており、自分の意思でコントロールすることは困難です。

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類あり、それぞれ相反する働きをします。

交感神経

  • 活動に関わります。英語では「闘争と逃走の神経」といわれるように、激しい身体活動に備えます。
  • 危険を察知した場合、直ちに働きます。
  • この神経が優位な間は、心拍数は上昇し、瞳孔が開き、消化管の活動が抑制されます。つまり、潜在的な脅威等、とっさの反応が必要になった時に備えるために心身を興奮状態に置きます。
  • 起きている時は大抵優位になっています。

副交感神経

  • 落ち着かせる作用があります。「休憩と消化」といわれるように、身体を鎮静状態に導きます。
  • 危険が去った後に働き、身体を興奮状態から正常状態に徐々に戻します。
  • この神経が優位な間は、心拍数は減少し、血圧は低下し、瞳孔は縮小し、消化管の活動が亢進されます。つまり、身体をリラックスした状態にします。
  • 寝ている時、リラックスしている時に優位になっています。

ストレスvs不安

ストレスと不安の違いについて:

ストレスは大抵、外的要因によって生じます。例えば、最愛の人を亡くした、無謀運転に出くわした、思いがけない請求書が届いた、上司に怒鳴られたなど。ストレスは悲しみ、怒り、心配、不安等、種々のかたちで現れます。

不安は恐怖に根ざしており、内的反応の一つで、ストレスの結果引き起こされます。ストレスに対する身体反応の一つですが、外的なきっかけや原因がなくても、発現することがあります。

ストレスと不安にはひとつ共通することがあります:いずれも交感神経が優位になることによって引き起こされます。

ストレス反応を止めるには

脅威が去ると、交感神経は休止し、再びリラックス状態になります。適切な呼吸法で鎮静作用のある副交感神経を刺激することで、このプロセスを早めることができます。その呼吸法が、ブレス・ボールの心コヒーレンス呼吸法です。
 

心コヒーレンス呼吸法

心コヒーレンス呼吸法は正しく実践すると、心拍数と呼吸を同期させます。鎮静作用のある副交感神経を数秒刺激することで、興奮作用のある交感神経を少し抑えます。心コヒーレンス呼吸法を5分間行えば、ストレスと不安が消えて落ち着いたリラックス状態になるのを感じるでしょう。
 
しかし、呼吸法を正しく行うのは簡単ではありません。最終章では、呼吸法を習得するテクニックを紹介します

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